いろんなレビューがありあますが、なぜか“ホワイトバランス”に対してのレビューが見当たらない💦
わたしがこのカメラを使って、初めにぶつかった壁はこの“ホワイトバランス”なのに…😅
というわけで、今回は「PowerShot V10 の ホワイトバランスの設定」について書こうと思います。
ムービー編はこちら▼
みなさん、動画や静止画を撮影していて、
“なんか色味が変だな?”
と気になったことはありませんか。
全体が少し青みがかってていたり、オレンジ色っぽかったり…
そんなときは、ホワイトバランスの調整を行うと良いです。
ホワイトバランスとは、白いものを白く写すように調整する機能のことを言います。
私たちの目で見た色と、撮影した動画や静止画の色味が違う場合は、光が影響しています。
その光を判断し、自動で調整するのがホワイトバランスのオート(※AWB)機能です。
※AWB: Auto White Balance
ホワイトバランスの詳しい説明は、こちらにわかりやすく載っていました▼
(Nikon公式サイト: カメラレッスン「Lesson3 ホワイトバランスを使いこなす」)
まず、そのホワイトバランスの設定画面がどこにあるのか。
結論から言うと、PowerShot V10にホワイトバランス機能があるのは、
“オート動画”と“マニュアル露出動画”のみなんです。
実は、動画撮影、静止画撮影などによって
メニュー画面が違う=設定できるの内容が異なるんです。
※動画撮影の“撮影モード”によってもメニュー画面がそれぞれ違います。
撮影モードが[美肌動画]、[手ブレ補正動画]、[オート静止画]のときは、[](雰囲気優先)に自動設定されます。
引用: キヤノンの公式サイト PowerShot V10 使用説明書(https://cam.start.canon/ja/C014/)
ここがわたしにはややこしいポイントでした。
では“オート動画”と“マニュアル露出動画”のホワイトバランスを設定していきましょう。
🔽 動画撮影 “オート動画” “マニュアル露出動画” のホワイトバランス
<電源⦿>ボタンを押して電源を入れ、次に<MENU>ボタンを押します。
するとこんなメニュー画面が表示されます。

上の数字でページが分かれています。
2ページ目の3段目に<ホワイトバランス>があります。

- オート(雰囲気優先)
- オート(ホワイト優先)
- 太陽光
- 日陰
- くもり、薄暮、夕やけ空
- 白熱電球
- 白色蛍光灯
- 色温度
8種類の項目から撮影環境に適したものを選ぶことができます。
これで、“白いものを白く”調整することが可能になるわけです。
まとめ
ホワイトバランスの機能が使えるのは、動画撮影の“オート動画”と“マニュアル露出動画”のみ。
“美肌動画”、“手ブレ補正動画”、“オート静止画”の撮影時にはAWB(雰囲気優先)が自動で設定される。
補足ですが…
“マニュアル露出動画”モードでは画面の<Q>マークをタッチ、または本体の<Q>ボタンを押すと
<カラーフィルター>や<色合い>機能で色味を調整することができます。
雰囲気を変えたいときには、この機能を利用するのが便利かなと思います。